管理職やリーダーの業務と考えられていた仕事すら、アウトソースすることが普通になる時代がついに来た。

2018/11/20 17:10

知人が経営するBtoBビジネスの会社がある。エール、という会社だ

そこは、ちょっと変わった事業をしている。

ターゲットは大手企業。

その社員たちひとりひとりに、「社外の相談相手(≒メンター)を提供する」という事業だ。

サービスの売りは、「社内では話せない本音を引き出し、働きがいと成果を創ること」という。

メンターへの相談内容は多岐にわたる。

仕事上の問題解決や、目標達成のためのPDCAを回すサポートと言った実務的なもの。

あるいは、単純に悩み事を聞いてほしい、外部からの客観的なフィードバックがほしい、などなど。

社員の悩みに応じて、メンターは傾聴し、適切にアドバイスを行っており、現在では野村総研など、有名企業もエールのサービスを導入しているという。

なるほど。

私は知人からこのサービスの話を聞いた時、

「ついに、リーダーの業務をアウトソースする時代が来たのか」と感じたことを覚えている。

しかし、これは考えてみれば合理的だ。

なぜなら、組織の中では比較的高い能力を持っているリーダーといえど、その能力は万能ではないからだ。

PM理論と呼ばれるリーダーシップ論で世界的に知られる、大阪大学の名誉教授、社会心理学者の三隅二不二(みすみじゅうじ)氏は

「理想的なリーダーは「目標達成」と「集団維持」の両方を満たす」と述べた。https://blog.tinect.jp/?p=54472