他人にも自分にも優しい、ゆるい生き方にこそ、凡人の幸せってものがあるんじゃないか

2018/11/15 17:10

https://blog.tinect.jp/?p=54461

最近漠然と考えている家族と仕事についての雑感をまとめてみようかと思う。

まあ要旨を述べてしまうと、何事もほどほどがいいよねという身も蓋もない話なのだけど。

僕の密かな趣味の一つに、闘病ブログの跡地を訪れるというものがある。

闘病ブログ跡地には、様々な人生のヒントがある。

告知を受けた時の動揺、治療過程で起こる心境の変化。そして絶筆。

闘病ブログ跡地は、まさに文字通り人間が人生の最後に何を思うのかがウソ偽りなく書かれたモノが蓄積された最高の教材と言えるだろう。

あれはインターネット上にあるものの中でも、特に有益な情報が詰まった遺産である。

ちなみに僕の経験上、闘病ブログで最後に話題にあがる事のほとんどは家族の話題である。

仕事の話題が取り上げられているものは1つたりとも見たことはない。

これは医者として、臨床現場に立ち会っている時の経験とも矛盾しない。

亡くなられる方で、幸せそうに亡くなられる方の多くは家族の仲がよい傾向が多いような印象が強い。

こうして考えてみると、仕事というのは不思議なものだ。

人生の最後の最後には全く話題にもらならないそれらに、家族を蔑ろにしてまで耽っている人達がかなりいる事を考えると、星の王子さまに出てくる「大切なものは目にはみえない」というキツネのセリフが妙に心に響いてはこないだろうか。